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●「天空の娘さん」サンプル
■ムーンブルクの王女
※サンプルはサイズを縮小しています。
族長がシャーマンの言葉を皇女に伝えた。そして、シャーマンは怪しげな歌を歌いはじめた。
(こ、これは呪歌っ??)
魔法使いでもあり、魔法大国ムーンブルクの皇女である彼女には、その歌に呪性が含まれている事がわかった。
シャーマンは、呪歌を歌いながら、皇女の乳房を握り、ゆっくりと揉みながらさらに呪歌のペースを上げる。
「いやぁぁぁっ!…」
乳房を揉みはじめられた皇女はたまらず悲鳴をあげた。
高貴な身体を、薄汚い化物にさわられる事が皇女にとって、屈辱なのだ。
しかし、シャーマンには手慣れた儀式なのか皇女の悲鳴も意に介さず、呪歌を歌いながら乳房を揉みつづける。
「やめてっ!…やめてぇぇぇっ!」
悲鳴をあげながら、シャーマンの行為から逃れようと必死で身体をよじるムーンブルグの皇女。
だが、両脇の首狩り族の戦士たちにガッチリと身体を押さえられては、逃れようがなかった。
嫌がり、身体をくねらせる皇女の乳房を淡々と呪歌を歌いながら揉みつづける首狩り族のシャーマン。
それは端から見ると異様な光景であった。
そして…。
「…あうっ……ああんっ……」
ムーンブルクの皇女は、思わず嬌声をあげる。それは、揉まれている乳房を襲った強烈な快感であったのだ。
(ええっ!…)
思わずあげてしまった嬌声に自分でも驚く皇女。
呪歌の影響であろう、シャーマンの乳房への愛撫に皇女の身体が反応してきていたのだ。
(いやっ!…こんなの…いやぁぁっ!)
心の中で叫ぶ皇女。だが、心と裏腹に皇女の乳首が徐々に尖りはじめる。それを見たシャーマンは乳首への愛撫も行いはじめた。
手のひらでゆっくりと乳房を愛撫しながらも、乳首をつねり、指で弾き、乳房と乳首とで緩急をつけた愛撫を行う。
「はうっうっ!……」
やがて、皇女は身体を反らせて軽く痙攣した。
乳房への愛撫で軽く達してしまったのであった。それを見定めたシャーマンは、呪歌の調子を少し変えてさらに歌い上げる。
「いや…、もぉ…やめてぇ……」
乳房で達してしまった恥ずかしさか、弱々しく言葉を吐き出す皇女。しかし、やがて…皇女を見知らぬ快感が沸き起こっていた。
その快感は、皇女の身体の中から、両方の乳房へと昇っていく。
そして…
「あっ!…あっ!……ああぅぅっっ!!!!」
目を閉じ、皇女は一声叫ぶと、身体を反らし、ピクピクと痙攣し達してしまうと、
小さく美しい両乳房から、びゅっびゅっ!と白い乳液を吹き出した。
呪歌の影響であろう。本来は乳牛の乳房を刺激し、乳の出を良くするドルイド系の呪歌である。
「乳ヲ噴出シタカ!」
皇女の乳房が乳蜜をほとばしらせたのを見て、族長が声をあげる。
シャーマンは、とどめとばかり高らかに呪歌を歌い上げると、残った乳液を絞り出すように揉みあげた。
(そ…そんな…まだ、赤ちゃんもできて…ないのに…)
乳液を噴出しながら絶頂に達してしまった皇女は、白い乳液まみれになった乳房を見ながら、はぁはぁと荒い息をついている。
皇女の乳房は、呪歌の効果で、母乳を溜めているからか、術前よりも二周り程大きくなり、時折ぶるんと揺れていた。
「クッククク…デハ、ソロソロダナ」
族長は、膨張した皇女の乳房を見て欲情したのか、股間を巨大に勃起させて立ち上がる。
シャーマンが、皇女の股を指で開く。皇女は絶頂の反動か、虚ろな表情でされるがままになっていた。
ゆっくりと皇女の太股が開かれ、その奥に肉桃色の女性器が見える。シャーマンは皇女の大陰唇に手をかけ、ゆっくりと開く。
「あっ…うんっ!」
少し皇女が反応する。
くちゅ…粘液が粘る音を立てて、皇女の下半身の口がゆっくりと開く。
「良イ色ダ。コノ身体ナラ、良イ戦士ヲ多ク孕メソウダ」
族長はうなずくと、皇女と交接すべく地面に膝をつく。
「いやっ…それだけは、お願いです。まだ、赤ちゃんなんて産みたくない…」
皇女がようやく正気に戻ってきた様だ。怯えた瞳に迫る族長の姿が写りこむ。
「クク、貴様ニ選ブ権利ナド無イワ。尻ヲコチラニ向ケ、高ク上ゲロ!」
族長の冷酷で強弁な物言い。もう、皇女には「妊娠」しか無かった。皇女はゆっくりと身体を反転させると、膝を立てて尻を高く上げる。
首狩り族は、生殖に関しては原始的な欲望を持っているのか、族長は正常位で無く、後背位を皇女に強要している。
皇女の尻の双丘をギラギラとした目つきで族長は見ていた。
「いやぁ…産むのは…いやぁ…」
皇女は屈辱的なボーズで嘆願した。
「本当ニ嫌ナノカァ??…ククク」
族長は、節くれだった凶悪な男根を皇女の膣口にゆっくりと近づけ、そして突く。
「ひっ!…ひぃぃっ!」
族長の男根先の亀頭が、皇女の膣口に触れた瞬間、皇女の身体を電撃の様な快感が走り抜ける。
(そ、そんな…なぜっ!!)
皇女は自分の身体の間隔に驚いた。そんな皇女の心を知ってか、族長はピタピタと皇女の膣口を亀頭で突く。
「ひっ!…あいっ!…いいっ!」
皇女は、その度に身体を震わせながら悶え狂う。薄笑いを浮かべながら皇女の膣口を突く族長。この行為は確信的な行為である。
皇女の欲情は、もちろん先の呪歌の影響だ。族長は種付け行為の時、必ず呪歌で相手を欲情させ性交する。
呪歌が、受胎確立を大幅に上げ、相手も悦んで性交する事により、族長の性行為で女体を『壊す』事を防いでいるのだ。
「ククク…いやナノダロ?わしノものヲ受ケ入レルノガ?」
ピタピタと皇女の膣口をつつく族長の亀頭が粘液で濡れそぼってきた。ピタピタと言う音も、ピチャピチャと言う音に変わってくる。
族長の亀頭を濡らしているのは、皇女の愛液である。
「貴様ノそこハわしノものヲ嬉シソウニ咥エテオルワ!」
族長は、亀頭を膣口にピタリとあてがう。皇女の秘所の唇は、ひくつきながら族長の亀頭を飲み込もうと蠢いている。
(いやーっ!…なぜ?…なぜなのっ!)
皇女は自分の意思と反対に、族長の男根を飲み込もうとしている秘部を呪った。
だが、皇女の膣口は族長の男根を飲み込もうと開きはじめている。皇女は恥辱に震えて唇を噛む。
暴力的に貫かれれば、それはどうしようも無い事と言う事で、まだ納得できる。
だが、自ら股を開き相手の男根を飲み込もうとしているのだ。性的に生殺しにされているのと同じである。
(もう…いやっ…一思いに…してぇぇぇっ)
皇女は、心の中で快楽に打ち震えながら呟く。それを知ってか知らずか、族長が下品に笑いながら、ゆっくりと挿入を開始する。
「いっ!…ひいぃぃっ!」
激しい快感が皇女を貫く。
亀頭が膣内を押し広げ、膣壁が男根に擦られる。それすら、皇女には強烈な快感となる。
脳にくさびを打ち込まれるような強い暴力的な快感。
「あっ!…ひぎぃっ!」
もう皇女には、快楽で泣き叫ぶ事しかできなかった。
「ククク…モウ少シダ。モウ少シデ全テ入ル」
族長は、男根をねじらせ、皇女に挿入しつづける。その凶悪な顔も時々ひくついている。
皇女の膣の締め付けに耐えているのだ。
(今マデノ、ドノめすヨリモ良イ)
脹れ上がった亀頭が、膣内を割り進んでいく快感を族長は味わっていた。
「んっ!…くっ!」
皇女が呻く。族長の男根が、皇女の膣奥深く入り、挿入を終えた証である。凶悪な男根の先は、皇女の子宮口まで達している。
(あぁ…入っちゃった。こんな…太く大きいモノが)
皇女は絶望の思いで胎内の族長の男根を感じていた。
(熱い、熱くピクピク動いている)
族長の鼓動を、初めての男の肉棒を、膣壁で感じる皇女。
「種付ケヲ始メルゾ。今日ハ遅クマデ楽シメソウダナ」
族長の逞しい手が、皇女の尻を掴む。皇女が反応する前に、腰を動かしはじめる族長。
「いっ!…ひぃぃっ!」
挿入時に勝る快感が皇女を貫く。膣壁がきゅっ!と族長の男根を締め上げる。族長の頬が一瞬ひきつる。
「グフフッ!…思ワズ出ソウニナッタワ。軽ク一発出シテオクカ」
腰を大きくグラインドさせる族長。そして、それは皇女にさらなる快楽を与える。
「あんっ!いやぁぁっ!…膣で、膣で大きく動いてるぅっ!」
這いつくばり、尻を高くあげた屈辱的な姿勢で快楽に身をゆだねる皇女。
皇女の両手は力なく半開きになり、感覚が下半身に行っている事を示している。
族長の両手は力強く両尻をつかみ、感覚を下半身に集めている事を示していた。
「グフッ!…出スゾ、わしノ仔ヲ孕ミ、戦士ヲ産ムノダ!」
族長は力強く叫ぶ。皇女の膣内の亀頭が大きく膨れた。
「いやぁっ!…外に、外に出してぇぇっ!」
激しい快楽の中、皇女は最後の力を振り絞って嘆願する。
「グヒッ!!」
族長は大きく叫ぶと、大量の精液を皇女の胎内に放つ。
どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!
族長のほとばしりが、命の源を皇女の胎内奥深くに送り込んでいく。
(熱い…熱いのが私の胎内を満たしていく…)
「ウグッ!…グフフゥ…フウ…」
尻をビクッビクッと痙攣させながら、肉棒の先端から子種を出しつづける族長。
びゅるっびゅっ…びゅっ…びゅっ…。
凶悪な肉棒の海面体から、子種を含んだ白い粘液が、先程まで汚れを知らなかった皇女を染める様に胎内奥深くに流れ込んでいく。
「グフフ…モウ一度ダ。マダマダ出セルゾ!」
族長の言葉どおり、膣内の男根は萎えるどころか、強い脈動を示していた。
皇女の尻をつかみ、またグラインドさせる族長。さらに喘ぐ皇女。種付けの儀式は族長の精嚢が空になるまで行われるようだ。
そして、族長の4度目の射精時で、皇女はついに絶頂に達した。
「あっ!…イクっ!…イクのぉぉ…あはぁぁーーっ!」
どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!
皇女の絶頂と共に、衰えない勢いで子種を出す族長。
その日、皇女が開放されたのは数時間経過してからであった。
族長は8回子種を皇女の胎内に放出し、皇女は5回絶頂に達した。
族長は、満足そうに自室に戻ったが、その股間はまだ勃起したままであった。
〜以下続く〜
(ストーリーテキスト:覆面1号)
■ビアンカ
※サンプルはサイズを縮小しています。
ジャミは、ビアンカの肉体を見つめていた。
ビアンカの黄金色の長く美しい髪の毛は後ろに束ねられているが、それは行動的な性格を表している。
行動的が故に、その体つきも見事である。身軽で動きやすいからと、
好んで着用していた宿屋の娘の時からの地味な緑色の衣装の上からも、ビアンカの形の良い体つきが表れている。
そして、結婚し伴侶との愛を重ね合わせて子供を産み落とした為であろう、
しっとりと熟した女の魅力をもビアンカは持ち始めていたのだ。
ジャミの股間が力強く膨らみ始める。元々、馬の化け物は精力が絶倫である。
それに、ジャミは知能の無い動物形態の化け物とは違い、人間並みの知能がある。
言うなれば、判断基準が人間に限りなく近かった。
それ故に種族が違えど、ビアンカの女としての魅力に、ジャミが男として反応して当然の事であった。
ジャミは無言で玉座から立ち上がると、自分の視線をそらせていたビアンカに歩み寄った。
その異様な雰囲気にビアンカが、はっと振り向く。
ジャミは、その蹄の様な右手をビアンカの着衣の胸元に引っ掛ける。
胸元が少し大きく開いていた宿屋の看板娘用の着衣だったからかもしれない。ビアンカの大きめの乳房がぶるるんと飛び出した。
「きゃぁっ!」
ビアンカは、悲鳴をあげて両手で胸元を隠す。ジャミは、自分を睨んだ気の強さと今のビアンカのギャップに更に欲情した。
そして、荒い鼻息を立てながら、筋肉質の両手で、ビアンカの両手を乱暴に開く。化物の力に人間の女性の力が敵うはずが無い。
ビアンカの乳房はぶるんと揺れながら、ジャミの目の前に現われる。その豊かに熟れた果実の様な双丘にジャミは感嘆した。
「ふふっ…この様な熟れた身体を見せつけられて、手を出さない道理は無いなァ…」
ジャミは自分勝手な理屈を言うと、そのままビアンカの乳房にしゃぶりつく。
「いやぁっ!…やめてっ!やめてぇぇっ!」
しかし、ビアンカの悲鳴は、逆にジャミの欲情をかきたてる。
その馬顔の長い口でビアンカの片方の乳首を咥えると、ジュルジュルと吸い上げる。
「だ、だめっ!」
必死のビアンカの抵抗に、張りのある乳房が、ぶるんと揺れながらジャミの口から離れる。
ジャミの唾液にまみれたビアンカの乳房が淫靡に光った。
この抵抗は結果的には、最悪の方向には向かわなかったと言えよう。
ビアンカがジャミにもう少しの間、激しく乳房を吸いつづけられていれば、
ビアンカの乳房はジャミの口腔に母乳をほとばしらせていただろう。
そうなれば、ビアンカが子供を産んでいたと言う事が知られてしまう事になったからである。
「ちっ!…もう我慢ならぬわっ!」
激しい抵抗に、乳房を愛撫する事をあきらめ、ビアンカの身体を力任せに後ろに向ける。
馬獣の化物であるジャミが好む後背位でビアンカと交わろうと言うつもりだ。
「いやぁーっ!…やめてぇっ!…あなたっ!…助け…」
ビアンカは夫であるグランバニアの王に反射的に助けを求める叫びをあげる。
だが、その叫びの途中で、ジャミがビアンカの尻を上げ、薄布の下着を器用にめくると、そのケダモノの巨大な男性器を突き入れた。
「フンっ!」
「あっ!…ああぁぁっ!」
ジャミがビアンカの肉の壁を味わって息を吐くのと、ビアンカの悲鳴が重なる。ビアンカとジャミは、男と女の関係になったのだ。
子供を産み落として、成熟したビアンカの女性器はジャミの巨大な男性器をズルリと受け入れてしまっていた。
夫より一回りも二回りも大きな男性器をビアンカは胎内で感じる。
「あぐぅぅっ!…がはぁぁっ!」
膣内と言う内臓に突き入れられる固い肉の棒。ビアンカは、ジャミが突き入れる毎に、内臓をえぐられる様な衝撃を感じていた。
「ひぃっ!…いやぁっ!…あぐっ!」
ビアンカは、突き入れの衝撃に涙と涎を流しながら、凌辱に耐える。
「グヒッ!…いいぜっ…いいぜぇっ!」
ビアンカの喘ぎと同じリズムを取りながら、ジャミの嬌声が響く。
性器のサイズが絶対的に違う分、ジャミの男性器をグイグイと締めあげるビアンカの膣壁に、ジャミは雄としての快感を味わっていた。
やがて、射精感が腰に溜まって行くと、ジャミは欲望の体液をビアンカの膣内に吐き出すべく、腰の動きを激しくする。
「ンハッ、ンハッ!…ンハッ、ンハッ!…ンハッ、ンハッ!…ングググッ!」
ジャミは、ビアンカの肩を押えると、ぶるぶるぶるっと筋肉質の尻肉を引きつらせて、
ビアンカの温かな膣内に溜まった射精感を開放する。
ビュッ!…ビュルルッ!…ドプッ!…ドプッ、ドプッ、ドプッ…」
(あぁぁ…流し込まれて行くぅ…)
ビアンカはジャミの男性器が一回り大きくなった事を感じると射精が近いと身構えていた。
夫との性行為の時と同じ射精の前触れだからである。
そして、胎内に熱い飛沫を感じると、ビアンカはジャミが満足して自分の身体を放す様に願った。
「グフフ…たまらず手をつけてしまったぜ。ゲマ様に怒鳴られるかもしれないな…」
ジャミは情欲が一段落ついたのだろう。
未だ固い男性器をぬるりとビアンカの秘部より抜き取ると、ビアンカをゆっくり突き放して立ち上がった。
(あなた…ごめんなさい…)
ビアンカは、床に敷かれた絨毯の感触を感じながら、ゆっくりと身体を横たえる。
ジャミと激しい交わりを行ったビアンカの秘部からは、ジャミの欲望の白濁液がゆっくりと、その濃い粘性を示す様に流れ出てきた。
ビアンカの両目から涙が溢れ出る。そして、肩を震わせながら、しゃくり上げた。
にわかに外が慌しくなった。石の壁を通して聞こえる剣劇の音。そして、呪文の詠唱と爆発音。
ビアンカは、涙で濡れた顔を上げ、外の様子に注意を払う。
それは、ジャミも同じであった。慌しい外の様子に気づき、ビアンカと同じく注意を払う。
「ビアンカーっ!」
ジャミの部屋の扉を蹴り破り入ってきた男は、ビアンカの幼馴染であり、今はグランバニアの王となったビアンカの夫であった。
彼は、仲間のモンスターを引き連れ、ジャミの部屋に入ってくる。
「あ、あなたーっ!」
ビアンカは思わず叫んだ。
このデモンズタワーに、グランバニアの王と言う立場を捨てて、ビアンカを助けるためだけに駆けつけてくれた、
その愛を夫の姿からビアンカは感じていた。
グランバニアの王の後ろから、彼が王になる前から彼を慕って戦いつづけてきたモンスターたちも入ってくる。
一番最初に仲間にしたスライムのスラりんや、
ビアンカが幼い頃に近所のいじめっ子から助け出したキラーパンサーのボロンゴもいる。
そして、頼りになるスライムナイトのピエールもだ。
夫は、ジャミのそばで倒れていたビアンカに駆け寄る。
ビアンカは陵辱された事を隠そうと、とっさに衣服を持ち上げ、露出していた豊かなバストを隠した。
「あなたっ!…大臣を利用して、王を亡き者にして、その後自分がっ…」
ビアンカは、早口で夫であるグランバニアの王に、ジャミの陰謀を話そうとする。
その時、天井から一筋の稲妻がビアンカを弾き飛ばした。
「きゃぁぁっ!」
ビアンカは、ショックで後ろに倒れこむ。
グランバニア王は、ビアンカに駆け寄ろうとしたが、恐るべき殺気を感じて、父親譲りの剣を構え、ジャミの方を見る。
「さて、ムダ話はもう良いだろう…」
静かに押し殺した声でジャミが言う。
「国王たる者、身内の事より、まず国の事を考えねばならぬはず…。なのに、お前はここに来てしまった。
それだけで十分に死に値するぞ」
グランバニア王は、いつでも斬りかかれるように、父親の剣を構えると言った。
「妻を…ビアンカを返してもらう」
ジャミは、鼻息をフンと立てると、腰に手を当て、
未だビアンカとの情事で勃起している男性器を見せつけるように腰を突き出して言った。
その男性器は、ビアンカの愛液と射精された精液にまみれ、部屋の照明である大きなたいまつの光でヌラヌラと輝いてた。
「ふふふ、王妃の身体はもういただいた。熟れた身体は美味かったぞ…わっはっはっはっ!」
グランバニア王は、思わずビアンカの方を見る。ビアンカは顔を真っ赤にすると、夫の方を見られず、胸元とスカートを押さえた。
それは、ジャミの言葉が嘘では無いと言う証拠でもあった。
「き、貴様ぁぁっ!」
グランバニア王は、激昂してジャミに斬りかかる。
「さぁ、二人仲良く死ぬが良いっ!」
〜以下続く〜
(ストーリーテキスト:覆面1号)